プクさんは落ち着いたものの、長い事家を留守にするのはまだ心配。
でも釣りに行きたい。
そこで日中短時間で行ける釣りはないものかと考え、兵庫突堤へサビキ釣りに出かける事に。
カンパリなどの釣果情報でも毎日アジ、イワシが釣れていたようなので楽観して現地へ向かいました。
丁度正午過ぎに到着。
時合を外しているからか、釣り客はさほどいませんでした。
あれ、思ったより人がいない。夕マヅメまで粘らないと釣れないのかな?
それでも投げ込めばポツポツとイワシ、アジが釣れます。
一時間と経たずにそこそこの蓄えに。
たまに小サバもかかります。小さくても結構走るので面白いですよ。
釣れる時は、いくらでも釣れるサビキ。
それだけに引き際が分からなくなり、処理出来るキャパシティを超えて釣ってしまいがちでもあります。
小さい魚、特にイワシなんかはリリースしても残念ながら生き長らえませんので、必要量をよくよく考えて釣らねばなりません。
そこで、全体で60匹位になった所で納竿。
そこそこの大きさだった小サバは釣った瞬間に頭を折って内臓を処理。
以前ここでサバを釣った時は怖くて折る事さえ出来なかったのに、私も実に図太くなったものです。
何せ生きているうちに全ての下処理をしたサバですから、小さくとも刺身にしたい!
と頑張って身を削ぎました。
さて、そのお味は……。
小さ過ぎて分からん。
脂がのっていることは何となく分かるんですが……。
もっと大きいのが釣れてたらなぁ。
気を取り直して、イワシです。
今回の目的は、釣ったイワシでオイルサーディンです。
10%の塩水に1時間漬けてから、身を崩さない様に水気を拭き取ります。
それから、適量のニンニクの欠片とトウガラシ、ハーブを乗せて身が隠れる位までオリーブオイルを注ぎ煮立てていきます。
完成!
実家から貰った日本酒、〆張鶴と一緒に(ワインがなかった、でも意外に合いますよ)。
オイルサーディン、寝かせてから食べるべきだったのでしょうが、あまりに美味しそうだったので熱い内に食べてしまいました。塩気がもう少しあっても良かったかな。
そこで、塩を強めにしてアジも同じ様に処理しオイルサーディンならぬ、アジのオイル煮に。
後日、これでパスタを作ったのですが最高でした!
パスタを茹でた後これを適量絡めるだけなので超簡単、手軽。
豆アジ、素揚げもいいけどたまにはこんな風に食べるのも良いと思います。
保存も効きますし(大体一ヶ月位)。
余談ですが。
兵庫突堤は公衆トイレがあるのが有り難かったんですが、故障なのか何なのか、使用中止になっていて大変困りました。
今後使用が再開されるのかどうか不明ですが、家族連れやカップルの方々頭に入れて置かれた方が良さそうです。
結局少し離れたファミマまで車で往復したんですが、何故かやたら鳩が多い。車を走らせるものの、ワラワラいる鳩が全く逃げない。
まさか轢く事はないと思っていても、鳥好きとしてはどうしてもスピードを落としてしまう。
すると、鳩も徒歩でノロノロ〜とだるそうに道をあけるのです。
しかし、何でこんな所に鳩が?何を食べてるの?試しにアミエビをちょいと投げてみると、すごい勢いで寄ってくるものの手前で踵を返します。
不思議だなぁと思っていたら、自転車に大きな袋を乗せたオジサンが現れパンくずを撒き始めました。
どこに隠れていたのか更に沢山の鳩がやってきて群がり始め、釣り場はあっという間に鳩の山。
ははあ、鳩オジサンが面倒を見ているのかと納得しました。
何にしても、鳩たちにはもっと危機感を持ってヒヤリハットを意識して生活してほしいですね。
平和ボケしてたら轢かれちゃうよ。