【速報】淀川で天然ウナギ釣ったった


今日は仕事終わりに父と二人で淀川にウナギ釣りへ。

天六の阪急オアシス前で待合せ。

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父は早速オアシスでビールを買い、私もお茶を買って共にポイントへ
向かいます。

父も私もウナギ釣りは初めてです。今日は平日という事もあり、
K氏は参加できず。

ウナギの仕掛けは単純です。釣具屋へ行くとうなぎ針があります。
号数はお好みで。錘は5号くらい?だったかな。
(錘は8号でした。5号でも問題はないと思いますが)
竿も何でもいいです。安価な振出竿で十分ですし、この日は父お手製の
竹竿も使いました。
ラインはナイロン2〜3号くらいで餌はミミズ。ミミズは父が家庭菜園
から調達する予定でしたが、ちっともいい大きさがおらず、結局釣具屋
で買う羽目になりました。

今年は暑さのせいか餌となるミミズがあまりいないようです。

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ポイントはかなり足場が良く、竿も置けて快適です。

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ロケーションも最高。

まずは1本目の竿を出し、橋の下付近へ投げます。
二人でビールを飲みながらちくちくと2本目を用意していた所…

竿につけていた鈴がシャンシャン!と鳴り始めました。

正直、何かしょうもないもんがかかったのだと思っていました。

そしたら…まさかまさかのウナギだったんです!!
慌ててたぐり寄せ、慎重に川から引き上げ、見事GET!!

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しかし、ここで悲しい出来事に見舞われました。

二人して歓喜し、よし、クーラーボックスに水を汲むぞ!
と意気揚々岩場へ行った時に、父は眼鏡を落としました。

なんということでしょう。15000円の眼鏡です。
何故父はこんな日に限って良い眼鏡を持ってきていたのでしょうか。
ウナギ1匹を得た代償はあまりに大きかった……。

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しかし、ここで勢いを失うわけには行きません。
合計3本の竿を出し、後はひたすらビールを飲んで当たりを待ちます。

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阪急電車の明かりが綺麗。
ここはロケーションは最高ですが、飛行機と阪急電車が頻繁に往来
するので相当うるさいです。

途中、近隣の人と思われる方が様子を見に来たので、ここ最近の
釣果など聞きました。
私達が釣ったウナギは45センチ程でしたが、他の方はその倍位の
大きさを釣り上げていたそう。

犬を散歩させていたおじさんも「今年はミミズ取れへんからなぁ」
とぼやいてました。

犬がウナギに興味を示していましたが、おじさんが
「お前はウナギ食べれへんやろ」と諭していて、可愛かったです。

この日は結局最初の1匹を釣って以降、当たりは一切ナシ。
餌を付け替えて位置調整を繰り返しましたがさっぱりだったので
とりあえず20時半頃に引き上げました。一匹釣れただけでも上等です。

天六で父と解散した後は、ウナギが入ったクーラーを自転車の
前かごに乗せ、細い路地は押し歩きながら慎重に帰路につきます。

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ウナギを連れて天満市場を通過。

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快適な広い道路へ出て、ウナギと共に颯爽と走ります。

帰宅。

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とりあえずポンプを入れて生かし、数日間は泥を吐かせます。
(泥吐きの必要性は諸説あるようです。私はこの時は絶対泥吐きさせなきゃ
いけないんだと思い込んでおりました。生きたまま捌くのが怖くて飼い続けていた
だけ、とも言えますが……)

そう、何日かしたら、いよいよ淀川天然ウナギが食べられるのです!
それまではウナギとの共同生活です。
一段落して桃でも食べようかいな、とモグモグしながらボンヤリしていると…

ビチャン、シャー……

「!?」

振り向いたらウナギが床をにょろにょろ這っていました。

「はぁ!何してんだあんたは!!」
語りかけても全く意味のない相手に叫びまくり慌てて素手で掴むも、
当然手をすり抜けて逃げます。
ようやく気づいてタオルで掴み、再びクーラーボックスへ。

よもプクもびっくりです。
いつまた脱走するか分からないので蓋を閉めているのですが、
こうしてブログを書いている今も時々暴れているので怖いです。

というか、蓋を閉めているのに、もう2回目の逃亡を果たしたので
本当に怖い。ちょっとした隙間からも出てくるんです。

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母に電話したら「逃がしてあげなさい」と言われました。
でも、どうしても天然うなぎが食べたい。
扇町でも淀川うなぎを出すお店があるのですが、どうせなら
やっぱり自分で釣ったウナギが食べたい!

という事で、数日後は「天然うなぎを食す」というタイトルで
更新したいと思います。

父の眼鏡については返す返すも悲しい事ですが、また別の日の干潮時に
回収できないものか、見に行ってみようと思います。

ウナギを釣ったバチが当たったのだろうか。

2014年のウナギ釣果はコチラ
2015年のウナギ釣果はコチラ

コメント

  1. […] 初めてのうなぎ釣りでGETした淀川の天然うなぎ。 泥吐きさせていた数日間のうちについぞ「うなよし」という 名前まで付け、日毎に増す愛着ゆえとうとう自らの手では 捌けなくなって […]

  2. […] うなよしの時もそうでしたが、生きている物を自らの手で息絶えさせるのがどうも…釣っている時点でそんな事は言えないのですが、これはやはりエゴなんですねぇ。 […]