天然の鰻は美味しいのか

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さて、淀川のうなぎを釣り上げてかれこれ5日。
うなぎとの共同生活も板についてきましたが、こうなると
どうも愛着が湧いてしまい、ついには「うなよし」という
名前までつけてしまう始末。

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クーラーの水換えも手慣れたものです。

うなよしの全長はおよそ45センチ程。自然界で育った
と考えると、生後1〜2年未満位でしょうか。

何だか…うなよし、食べるにはちっちゃくないか?

頭が大きいうなぎは脂が乗っていないという噂もある…

そもそも、みんな天然ものを有難がる傾向があるけれど、
うなぎについてはどうなんだろう。
養殖の方が身もふんわりしていて美味しいという話だが…

天然うなぎに関する他の方の意見を見る中で、開高健氏も
天然うなぎの良さが分からなかったといった記述があり、
もしかしてそんな美味しいもんじゃないのかな〜、
なんて一抹の不安を感じています。

いや、私はまず、そんなにうなぎ好きだったか?
うなぎがどうというより、あのタレの味が好きなだけなんだよなぁ、
とか何だかんだと理由をつけて、うなよしを食べる日が遠のきつつ
ある今日この頃です。

というわけで、淀川うなぎについて改めて調べてみました。

すると、「浪速魚菜ノ会」なるものを見つけました。

大阪市漁協と連携を組み、淀川の魚介類を独自流通させようと
試みる団体のようです。

もともと、1950年代くらいまで淀川ではウナギ漁が盛んだった
そうですが、高度成長期の影響で水質が悪化して漁獲量が激減した
模様。
水質が改善したことにより、再び良質な魚介類が穫れるように
なった淀川。四季を通じてうなぎの他にも鼈甲シジミやもくず蟹、
アナゴなどが穫れるそうです。

「浪速魚菜ノ会」では、淀川産のうなぎが食べられるお店が
紹介されています。
私が元々知っていたのは扇町の柿右衛門だけだったのですが、他にも
沢山あるんですね。
この他、会員になると年に一回「淀川天然うなぎ」を自宅へ送って
くれるという嬉しいサービスも(別途費用がかかります)。

しかし、一番ビックリしたのは、大阪のハイアットリージェンシー。

「淀川天然うなぎを、ハイアットで味わう」と題し、

「彩」淀川鰻づくし会席が、何となんと、15,000円で提供されているでは
ありませんか!!

たっっか!!!!

うなぎとフォアグラの春巻って、すごいメニューですな。
正直、う巻きと蒲焼き以外の食べ方って知らないので、これはこれで興味が
ありますが、いかんせん高い。

調べるにつれ分かってきたのは、穫れる地域や季節、また個体によって
全く味が違うということです。
脂がさほど乗っていない個体になると、蒲焼きにした時に煎餅みたいに
なってしまったり、皮が硬くてゴムみたいでまずかったりするみたいです。

捌いた段階で脂の量がある程度分かるみたいですが、それもあくまで目安。
食べてみるまでは全然分からないとか。

後は、「焼き」の技術もかなり問われるようです。
白焼きの時点で目算を誤ってタレをかけちゃうと臭くなってしまうそう。

うーん、「うなよし」は果たしてどうなのでしょうか。

なんにせよ、一部で淀川うなぎをブランド化しよう、という
動きがあることは判りました。
テレビでも取り上げられているようですし、関西では静かなブームに
なりつつあるのではないでしょうか。

こうなったら、うなよしに向かって粉雪のメロディで、
「うなーーよしーー、ねぇ」
と呼びかけている場合ではないのかもしれません。

でも、勇気が出ないなぁ…

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ここの所、出番のないよもさん。