たて続けに釣り日記を更新です。
9月上旬の事ですが、兵庫突堤まで夜釣りに行ったので記します。
今回は夜釣りでタチウオをメインに狙っての釣行。
兵庫突堤は神戸市中央卸売市場の付近にあります。
車を横付け出来て、近くにトイレもある好立地な釣り場です。
近くのファミマでは釣り具やオキアミなども販売しているので
餌が切れたらここで買い足す事が可能。
私とK氏は翌日に休みを取っていたので、余裕を持っての夜間
釣行でしたが、同行のI先輩は翌日も通常通り出勤。
I先輩の釣りにかける情熱はすごい。
さて現場についてみると、平日の夜なのに意外と人がいる!
とりあえず、下記の地図の「F」ポイントに車を付けて釣り開始。
フィッシングマックスさんから地図拝借。この日の餌もここで調達
しました。品揃えが豊富で、いらない物まで買いそうになります。
K氏とI先輩はタチウオゲッターで様子を探っていましたが、
一向にタチウオの当たりはなく。
私はサビキでその場に竿を落としました。
まだまだ初心者の私は、とりあえず
「釣れない釣りより、釣れる釣り」
と考えています。
そして、仕掛けもあんまり覚えてないので、一番単純なさびきに
逃げがちです。ですが、今回はそれが功を奏したようです。
竿が重くなるでもなく、何故か糸が横に動いている。
あれ、I先輩とお祭りしたか?と思ってリールを巻いたら、
すごい勢いで魚が引いているではありませんか。
あげてみたら、サバ!
サイズは15センチ程と小さいですが、走り回る力がすごい!
写真は明け方、撮りやすくなってから撮影した物。
かつてアジュール舞子でサバを狙うもボウズだったK氏達、早速
仕掛けを変えて私と共にサバ釣りに切り替えます。
回遊が来ているらしく、面白いように釣れます。
私も負けじと釣りに夢中になっていたら、背後からK氏の
叫び声が聞こえました。
「獲られた!」
どうやら波止には野良猫が住み着いており、いつの間にか包囲
されていた模様。レンタカーの下でスタンバイしていた一匹が、
瞬く間にサバをくわえて走り去っていったのです。
しかし、生でサバの内臓を食べて、寄生虫とか大丈夫なんで
しょうか。
段々人気がなくなり、サバの当たりも減ってきたので
タチウオを狙う為に0時頃にポイント移動。
マップの「A」「B」付近へ行くと「F」と比べ物にならない位
人が集まっていました。
これはタチウオが期待できるぞ!
周囲には、早朝の時合いを待って車で仮眠を取る人が多かったので、
我々も少し横になりました。
その間もI先輩は一睡もせずタチウオゲッターで奮闘。
空が白みはじめると、あっという間に明るくなります。
明け方になり、更に増える車。私達も再開しますが、タチウオは
一向に来ず。隣の人がワインドで1匹釣っていましたが、
ちょっと小さかったです。リリースしていました。
日が昇り始めました。
タチウオの仕掛けが足りないので、私は相変わらずサビキ。
サバも飽きてきたなぁと思っていると、レンタカーの下に猫が。
深夜にサバをかっぱらった奴とは違い、大人しくじーっと
こちらを眺めています。
サバはやっぱり寄生虫が怖かったので、餌として持参していた
キビナゴをあげると「もっと新鮮なのが良いなぁ」と言いたげに
だるそうに食べて、隣でサバを釣る老夫婦に近寄っていきました。
結局、釣果はサバのみ。小アジも釣れましたがリリース。
朝の7時頃に終了し、帰途につきました。
姫島付近。通勤の人が盛んに行き来しています。
綺麗ないわし雲。
今回の釣行で一番辛かったのが「サバ折り」です。
生きているサバのエラに手を突っ込んで「ボキッ」と
折るのですが、可哀想だし怖いし気持ち悪いしで、
最初の何本かは折らずに放置してしまいました。
K氏がサバイバルナイフで頭を落としているのを見て
私もその手段を取ったのですが、折るのは嫌なのに、
頭を落とすのが平気ってどういう神経なんだろう、と
自分でも疑問です。
絞め忘れたサバ。
釣ったサバはいずれも小さ目ですが、塩焼き、味噌煮で美味しく
頂きました。
今ではサバ折りも慣れました。
やっぱり絞めないと身が匂いますし、鮮度が違う気がします。