わなかのたこ焼き

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今日は久し振りにたこ焼きを買って帰りました。

「わなか」のたこ焼きです。
いつも通りがかるけど、なかなか買わないわなかのたこ焼き。
（何か、早口言葉みたいになった）

わなかのたこ焼きには、思い出があります。
フリーターをしていた頃、お笑いにはまっていて、よく千日前の
「baseよしもと」へ京都から繁く通っていました。
今からすると考えられない程の情熱で劇場に足を運んでいました。
夕方から始まるハーフライブに間に合うバイトを探して、何と早朝
４時に起きて、７時から働く生活をしていました。

ライブに行かない日は下手すると２０時には布団に入っていたので
当時は農家か老人のようだと言われていました。

劇場へは一人で行く事もあれば友人と行く事もありました。
フリーター生活でお金は乏しかったのですが、劇場前のわなかで
たこ焼きを買って食べていた事が、今となっては懐かしい思い出です。
何か、とても美味しく感じたんですね。
商店街にわなかが出来た時はすごく嬉しかったんですが、これが意外と買わない。

K氏に教えて貰って阿倍野のやまちゃんのたこ焼きを食べた時も
「心の中のわなか」に及ばなかったんですが、今日久し振りに食べてみたら、

「あれ、やまちゃんの方が好きかもしれん」

と複雑な気持ちになってしまいました。
勿論美味しいんです、そんじょそこらのたこ焼きより絶対美味しいんです、
しかし…

今日食べたわなかよりも10年以上も前のわなかの方がずっと美味しいとは。

おそらく記憶の中で美化されているんでしょうね。
「わなか」のたこ焼きを見るだけで当時の事が色々浮かんできます。

今や「baseよしもと」は「５UPよしもと」へ生れ変わり、同じビルの地下
から５階へと移っています。

大阪に住み平日の仕事終りからでも駆けつけられるという絶好の環境に
ありながら、5UPよしもとへは一度も足を運ばず…
若いってすごいなぁ、よくあんなに夢中になれたなぁ、と昔の自分に
感心しきりです。

5UPよしもとも一度行ってみたいとは思っていますが、しかしながら
今はよもプクに夢中です。