先週、免許の更新へ行ってきました。
私は前回うっかり失効してしまったので、今回も初心者講習を2時間
受ける羽目になりました…次回こそゴールドになりたい…。
「おけいはん」でお馴染みの京阪電車に揺られ、古川橋へ向かいます。
通勤ラッシュが一段落した電車はガラガラ。
さて、所定の手続きを踏んだ後は講習までだいぶ時間があります。
そこで行き着く場所が表題の食堂です。
後から気づいたのですが、ちょっと歩けば「くら寿司」がありました。
くら寿司が大好きな私は結構後悔しました。昼から一人でくら寿司なんて
最高の贅沢じゃないか!
まぁでも、試験場の食堂が一番手っ取り早いし、気楽です。
大阪で免許更新をする人なら一度は訪れるであろう「門真運転免許試験場」。
その中の「食堂」。
中は大変広くてゆったり感があります。
この日は平日だったこともあり、ほぼ空席状態。
480円の肉うどんを頼んで、セルフで自席に運びます。
関西風のだしにたっぷりのお肉が入っていて意外とお得感がありました。
キツネとか定食頼むよりお得かも?
案の定麺はぶよぶよでしたが、歯の治療中であまり奥歯を使えない身としては、
むしろ食べやすい程でした。
歯ごたえゼロの優しい麺と、スタミナのつく肉の取り合わせ。
これは新しい病人食かもしれません。
そして、広すぎる空間。食べ終わってからも延々と居座る事ができます。
読書でもしながらゆっくり、セルフの水やお茶でくつろぐと良さそうです。
閑古鳥スポットをこよなく愛する身としては、ここは穴場です。
ふと、「こういう公共機関の食堂って、レビューされてたりするのかな」
と思いつき、某グルメ系口コミサイトを調べた所…
あったーー!!
何と、10件もレビューがありました。
そしてこれも予想通りですが、評価は低かったです。
でもですよ、果たして誰が公共機関の食堂に期待を寄せているという
のでしょうか(失礼な表現ですが、悪意はありません!)。
びっくりする程美味しいとか意外な目玉商品でもない限り、公共機関の
飲食店は食べ○グにエントリーしてもさほど意味がないと思います。
「向上心がない」とか「冷凍麺をそのまま熱湯に入れるなんて」とか
色々言われていますが、食堂のおばちゃん達からすれば「ほっといてえな」
って話ではないでしょうか。
値段が高いって言ってる人もいるけど、「そういう場所」なんですよ。
毎日通うわけじゃなし、年単位でしか訪れない場所ですよ。
おばちゃん達も頑張ってるし提供スピードは速いし、料理長は背の高いコック帽
かぶってるし。いいじゃないですか、許してあげてよ。
仮に思う所があったとして、グルメサイトで主張するよりもブログや日常会話
の範囲で留めおかまし…。
2時間に渡る講習を受けた後、やはり変な顔になってしまったNEW免許証を
手に試験場を後にしました。
帰り道はバスを待つのももどかしく古川橋の駅まで徒歩。
木漏れ日が美しい駅前通り。
次に試験場の食堂を訪れるのは、5年後…と思いたいです。