【伊勢湾】某月某日・釣り【トローリング】


GWは恒例、K氏のご実家へ厄介になっておりました。
今回の帰省で何より楽しみにしていたのが船釣りです!
K氏の叔父さんが新たにプレジャーボートを入手されたとの事で、
兼ねて心待ちにしていた釣行でした。

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この日は生憎の強風。警報だか注意報だか出ていたそうで……
しかし、強風の恐ろしさをさほど知らない私は、のんきにバームクーヘンを食べながら
「やったー、船出やー」と思っていたら、

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キャビンの中で椅子から振り落とされました。

こ、これは……!!

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物を食ってる場合ではない。

後から調べると、この界隈のジギング船や釣り船が割と欠航していました。
そんな大変な中船を操舵してくれたK氏のお父さん、叔父さんには本当に申し訳ないです。
事故にならなかったから良いものの、次からは無茶を言わず、風が強い日は湾内での釣りに勤しもうと思いました。

今回は初のトローリングです。

トローリングとは、ルアーなどの漁具を使用した流し釣りです。
ルアーを生きた魚類に見せかけるため、クルーザーなどの船を走らせながら行います。

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叔父さんはサワラやイナダ用の仕掛けを数個用意していましたが、今回は強風もさることながら初めてのトローリングなのでとりあえず3本流しました。

が……。

風や潮の関係なのか、仕掛けが絡まる絡まる。
何かかかった!と思ったら海藻だったりゴミだったり。
それでもシイラか何か、とにかく何でもいいからかかってくれ、と願い仕掛けをほどいては再投入。 時間にして1時間半程流した所でとりあえず一旦トローリングを終了しようと言う事になりました。
一つずつ仕掛けを片づけていくと……。

かかってたーーー!!!

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サワラ用じゃない方の仕掛けにまさかのサゴシ。
仕掛けに対して軽すぎる余り、全く気付かれずに引っ張られていた模様。

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すごい歯だ。

何はともあれ、初のトローリングで釣果を得る事が出来、いたく感動しました!
この後は、大阪からいそいそ持ってきた竿でジグやタイラバを投げ込んでみましたが、さっぱり……。
魚探はビービー鳴りっぱなしなのに、さっぱり……。何なんでしょうね(腕がないんだよ)。
朝の8時過ぎに出船して、気付けばもう15時を回っていました。仕方なく納竿し、再度トローリングしながら帰途に着きましたがいよいよ何も釣れず。

夕方、17時過ぎに帰還。
こちらが件の船です。かっこいい!!31.0ft、12人乗りだそうです。

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何度でも乗りたいですね。早くK氏も免許取って欲しいです。

前日には磯でカメノテやマツバガイ、メカブを採ったり、砂浜でバカガイやツメタガイを潮干狩りさせて頂きました。
写真はバカガイです。
バカガイって、ハマグリと勘違いして喜ぶ馬鹿を指して名付けられたんですね。ご多聞に漏れず最初は私も(これハマグリや!)と内心喜んでいましたが、皆がバカガイ、バカガイと言っているのを聞いて(ふーん……)と事も無げな顔をしつつも恥ずかしい思いをしておりました。(けどその場で割って食べたらめちゃくちゃ美味しかった)

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バカガイなどなど。
ツメタガイもマツバガイも初めて食べましたが、歯ごたえがあって美味。貝類を始め、色々なお料理をK氏の妹さんや弟さんの奥さんが作ってくれたのですがどれも美味しかったです!マツバガイを甘く炊いたものやツメタガイの酢味噌和えなど、食べるのに夢中で写真に収められませんでした。

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持ち帰ったサゴシ。

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サゴシの刺身、食べてみたかったのですがアニサキスが心配だったので今回は塩焼きにしました。ふんわりした白身でおいしかったです。数が釣れたら西京焼きにしてみたいですね。

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ちなみに、今回は叔父さんの同級生が趣味で飼っているという鶏小屋にも連れて行ってもらいました。生みたて卵を4つ入手し、その日の晩に卵かけご飯で頂きました。勿論美味しかったです!

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「何なんだよー、うるせーなあ、早く出ていけよー」

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とでも言いたげな表情。お邪魔しました。

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充実の3日間を経て、帰りは列車の時間まで外宮の参道を散策しました。

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今回の釣行は新しい事ずくめでとても楽しかったです。また近い内に同行させて貰いたいものです。そして、今度こそサゴシを完璧に処理して刺身で頂きたいですね。