淀川天然うなぎを食す

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初めてのうなぎ釣りでGETした淀川の天然うなぎ。
泥吐きさせていた数日間のうちについぞ「うなよし」という
名前まで付け、日毎に増す愛着ゆえとうとう自らの手では
捌けなくなってしまいました。 

このままでは確実に痩せ細って脂が落ちてしまう・・・。
何より、父が15000円のメガネを犠牲にしてまで得たうなぎ。
ここで食べないわけには行きません。

そこで、結局父に捌いてもらう事にしました。
あんなに自分で捌くと息巻いていたのに、情けなや。

今までどんな魚も無理やりペティナイフで捌いてきましたが、
うなぎはそういうわけにはいかなそうでしたので、近所にある
國重刃物店へ出刃包丁を研ぎに出しました。
公式のHPが若干頼りないので(って、失礼な事言ってすみません)、
天神橋筋商店街の達人ハンギョクンのブログでお店の詳細を
ご覧下さい。

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父から譲り受けた國重の出刃包丁、怖くて使わずに
しまいこんでいたら錆びていたのです。

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一日経って引き取りに行くと、ピカピカに!
あー怖い、何でもスパスパ切ってしまいそうな感じ。
刃物は本当に怖い。

早速やってきた父は、
「今度は1万円のメガネを買ったんじゃ」と嬉しそうでした。
三千円メガネにでもしたらいいのに、懲りないなぁ。 

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父は何の躊躇もなくうなよしをビニール袋に入れ、冷凍庫へ
放り込みました。
30分程冷やす事で仮死状態になり、動きが鈍くなるのです。

一緒についてきた母は、ここへ来てなおも
「川へ返してあげなさい」と抗議運動をしていました。

その抗議に誰ひとり取り合う事無く、うなよしは父の手によって、
目にもとまらぬ速さで目打ちされあっという間に捌かれたのです・・・

捌かれているシーンは、割愛します。
(見る人によっては気分が悪くなってしまうかもなので)

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大興奮で父から離れないよもさん。

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うなよしの身を洗う様子を凝視しています。
やっぱり魚の匂いに反応しているのかな。

さて、本来なら串を刺さなければいけないのですが・・・

「まぁ、いっか!」

適当に網で焼きはじめました。

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これが、あのうなよしです。
何と、驚くべきことにまだ動いているのです!
目打ちして頭だけにされた部分もヒレがひよひよ動いていました。

うなぎの生命力は凄い。

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ずぼらして串を刺さなかったせいで、どんどん身が丸まって縮んで
しまいました。後悔。
しかしここで更なる手抜き。フライパンでタレを絡めて焼くという暴挙に。
匂いはうなぎの蒲焼きそのものですが、独特の川魚の香りも混ざっています。

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もう頃合いだろう、と引き上げてほかほかご飯の上に乗っけて
蒲焼のタレを追加でうわがけします。

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出来た!うなよし丼!

美味しい!全然臭くない!

養殖との違いは何といっても歯ごたえです。身が締まっている
ので歯ごたえがしっかりしています。
少し脂が少な目だからでしょうか、余計に歯ごたえがあります。

思うに、天然のうなぎがまずいという方は多分どうあっても
受け付けないのではないでしょうか。
どうしたって川魚特有の匂いはするので、それが駄目だったら
もう無理なんだと思います。他の川魚も厳しいかもしれません。

養殖うなぎの食感とはかけ離れているので、苦手な人からしたら、
ただ「固いだけ」かも。

個体による差があるのも確かですが、天然だから絶対美味しい
わけではなく、単純に好みの問題なんだと思います。

養殖のうなぎ<天然のうなぎ

ではなく、双方は全く別の物と考える方が良いかと…。

個人的には、自分で釣った喜びも相まっての美味しさだと思っています。
自転車で行ける場所にポイントがあるのも大きいです。
海釣りと違って圧倒的に安上がりなので。

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あれだけ可愛がっていたくせに、あっさり食べてしまったうなよし。
成仏してくれただろうか…。

ちなみに骨も美味しいと聞いて焼きましたが、焼きが足らなかった
のか、臭くて食べれたものではありませんでした。
次回、また食べる機会があれば今度こそ手抜きせずちゃんと調理
しようと思います。

ご馳走様でした!